命名
「子どもの命名をどうするか夫婦で話し合う」などのように使う「命名」という言葉。
「命名」は、音読みで「めいめい」と読みます。
「命名」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「命名」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
命名の意味
「命名」には次の意味があります。
・名前をつけること。（出典：デジタル大辞泉）
「命名」をわかりやすく言うと「人や物などに名前をつけること」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・反町自身が冬が好きだったので、その文字を娘の命名に用いたのである。
（出典：森村誠一『棟居刑事の推理』）
・命名は指揮官が現地で行い、後から司令部に報告される例もありました。
（出典：御田重宝『特攻』）
・その気持の表われが乾坤通宝という命名に影響を与えたと私は思います。
（出典：高橋克彦『南朝迷路』）
・地元には彼を記念してヴェネトゥーチ小学校と命名した小学校がある。
（出典：片岡義男『日本語の外へ(上)』）
・酒場の名前にしては少しヘンテコな命名なので記憶によく残っていた。
（出典：阿刀田高『異形の地図』）
類語
・名付ける（なづける）
意味：名をつける。命名する。また、呼びならわす。称する。呼称する。（出典：デジタル大辞泉）
・ネーミング
意味：命名すること。名づけること。特に、商品名や会社名など、消費者に印象づけることを目的とするものについていう。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・呼称（こしょう）
意味：名をつけて呼ぶこと。また、その名。称呼。（出典：デジタル大辞泉）
・ネーム
意味：名。名前。（出典：デジタル大辞泉）
・称号（しょうごう）
意味：呼び名。特に、身分・資格などを表す呼び名。（出典：デジタル大辞泉）
