名刺
「名刺交換」などのように使う「名刺」という言葉。
「名刺」は、音読みで「めいし」と読みます。
「名刺」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「名刺」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
名刺の意味
「名刺」には次の意味があります。
・氏名・住所・勤務先・身分などを印刷した長方形の小形の紙札。(出典:デジタル大辞泉)
「名刺」は、ビジネスなどで挨拶の時に使います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・おまけに結果から考えると名刺の交換などはしない方がよかったのです。
(出典:平林初之輔『華やかな罪過』)
・外にもう一枚岩形の形という字の上部から横に破り取った下半分の名刺。
(出典:夢野久作『暗黒公使』)
・こんなものを名刺代わりにくれるなんて、変った女だな、と彼は思った。
(出典:三浦哲郎『愛しい女』)
・かれのお名刺をという口調には相手が断りにくいなかなかの迫力がある。
(出典:原登『村 の 名 前』)
・かなりいい服を着て医者へいったはずだし、名刺も通じていたはずだ。
(出典:リルケ/星野慎一訳『マルテの手記』)
類語
・名札(なふだ)
意味:姓名を書いた札。(出典:デジタル大辞泉)
・表札(ひょうさつ)
意味:居住者の名を記して、家の門や入り口などに掲げる札。(出典:デジタル大辞泉)
・門札(もんさつ)
意味:居住者の氏名を書いて門に掛けておく札。(出典:デジタル大辞泉)
・門標(もんぴょう)
意味:表札。(出典:普及版 字通)
・ネームプレート
意味:名札。標札。門札。(出典:精選版 日本国語大辞典)