古参
「古参メンバー」などのように使う「古参」という言葉。
「古参」は、音読みで「こさん」と読みます。
「古参」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「古参」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
古参の意味
「古参」には次の意味があります。
・ずっと以前からその職や地位に就いていること。また、その人。(出典:デジタル大辞泉)
わかりやすく言うと「昔からその立ち位置にいることやその人物」という意味です。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・今日のグループの中では、彼が一番古参者なのかもしれない。
(出典:田中康夫『スキップみたい、恋みたい』)
・古参会員のすべてが、自分に最も相応しい場所へ帰って来たように見えた。
(出典:森村誠一『虚無の道標』)
・刑事としても最古参の一人だ。
(出典:赤川次郎『招かれた女』)
・古参の幹部がトラブルを起こせば、会社としてなにか対応はしているはずだった。
(出典:樋口有介『苦い雨』)
・団育ちの古参である自分は、もしかするととっつきにくい存在なのかもしれない。
(出典:奥田英朗『空中ブランコ』)
類語
・先輩(せんぱい)
意味:同じ学校や勤務先などに先に入った人。(出典:デジタル大辞泉)
・ベテラン
意味:長年の経験を重ね、その道に熟達した人。(出典:デジタル大辞泉)
・古顔(ふるがお)
意味:古くからその社会・仲間にいる人。古参。古株。(出典:デジタル大辞泉)
・古株(ふるかぶ)
意味:その社会や集団に古くからいる人。ふるがお。(出典:デジタル大辞泉)
・目上(めうえ)
意味:階級・地位や年齢が自分より上であること。また、その人。(出典:デジタル大辞泉)