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口調とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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口調

「独特な口調だ」などのように使う「口調」という言葉。

「口調」は、音読みで「くちょう」と読みます。

「口調」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「口調」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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口調の意味

「口調」には次の意味があります。

ことばを話す調子。また、ことばの言いまわし。口ぶり。ことばつき。語調。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「口調」をわかりやすく言うと「話をする時の調子、特徴」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・長い戦争中軍隊生活を強いられた人々の間にまだ軍隊口調が残っている。
(出典:宮本百合子『今日の日本の文化問題』)

・彼は自分の言葉が聞きとりやすいようにゆっくりした口調で話した。
(出典:R・エイヴァリー『コンラッド消耗部隊(全4巻) 3 ゼロスの戦争ゲーム』)

・「話に入る前にお聞きしたいのだけど」アイリーンが鋭い口調で聞いた。
(出典:A・バートラム・チャンドラー『銀河辺境シリーズ(全25巻) 17 外伝2/銀河傭兵部隊』)

・しずかな口調で、ほとんど関心もないかのように淡々と言葉をつづけた。
(出典:アシモフ/川口正吉訳『暗黒星雲のかなたに』)

・私は彼の使った通りを、彼と同じような口調で、再び彼に投げ返したのです。
(出典:夏目漱石『こころ』)

類語

語調ごちょう
意味:ことばや文章の調子。ものを言うときの強め、抑揚など。アクセント、またイントネーションを語調と呼ぶことがある。語気。語勢。(出典:精選版 日本国語大辞典)

語気ごき
意味:(話す場合の)ことばの調子や勢い。ことばつき。ものの言いぶり。語調。(出典:精選版 日本国語大辞典)

語り口かたりくち
意味:語るときの口調。(出典:デジタル大辞泉)

論調ろんちょう
意味:議論の調子。議論の立て方・傾向。(出典:デジタル大辞泉)

歯切れはぎれ
意味:言葉の発音や調子がはっきりしている度合い。(出典:デジタル大辞泉)

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