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口を挟むとは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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口を挟む

「他人が口を挟むもんじゃない」などのように使う「口を挟む」という言葉。

「口を挟む」は、訓読みで「くちをはさむ」と読みます。

「口を挟む」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「口を挟む」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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口を挟むの意味

「口を挟む」には次の意味があります。

他人の話している途中に割り込んで話す。(出典:デジタル大辞泉)

人が会話をしている、もしくは、その場で会話はなされていなくても何かしら議論が継続しているような状態で、第三者が話に割って入ることを言います。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・その二人の話をさらにみずえがほとんど口を挟むこともなく聞いていた。
(出典:阿刀田高『花惑い』)

・その登子の疑問を解くためのように、刀屋三郎四郎が傍から口を挟んだ。
(出典:新田次郎『新田義貞(下)』)

・自分が口を挟むのは不自然だとわかっていたが、黙っていられなかった。
(出典:東野圭吾『幻夜』)

・本当にわかっている人でなければ、このテーマに口を挟んではいけないのか。
(出典:阿刀田高『三角のあたま』)

・だが、後にも先にも、私が仲間の商売に口を挟んだのはその一度きりだった。
(出典:浅田次郎『鉄道員(ぽっぽや)』)

口を挟まないって約束だったのに、次々と質問を浴びせかけたのは誰よ!
(出典:小林泰三『玩具修理者』)

・そうして何も口を挟まずに、仕事から手を離さないのが一人だけいた。
(出典:岩井志麻子『ぼっけえ、きょうてえ』)

・お侍のやっていることに、中間が横から口を挟むなんてとんでもねえや。
(出典:浅田次郎『壬生義士伝 下』)

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