受託
「業務を受託する」などのように使う「受託」という言葉。
「受託」は、音読みで「じゅたく」と読みます。
「受託」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「受託」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
受託の意味
「受託」には次の意味があります。
・頼まれて引き受けること。(出典:デジタル大辞泉)
「仕事を受託する」というのは、「仕事を頼まれる」「仕事を引き受ける」と言う意味です。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・自分は司法書士であり、受託した登記申請にかかる処理上どうしても調査の必要があるのだと伸太は粘った。
(出典:姉小路祐『動く不動産』)
・俺が例の叩き売りオークションの司会を受託してからまだ一度も挨拶していないのだから。
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 7 皆殺し編』)
・しかしアエロフロートの貨物取扱いをルフトハンザが受託している。
(出典:中村正『元首の謀叛』)
・風采のいい中年のアメリカの受託人達が三カ月ごとに大したお手当を送ってよこすんですもの。
(出典:クリスティ/西川清子訳『ナイルに死す』)
類語
・受任(じゅにん)
意味:任務・任命を受けること。(出典:デジタル大辞泉)
・引き受ける(ひきうける)
意味:自分が責任をもってその物事を受け持つ。あとを受け継ぐ。他に代わってする。(出典:デジタル大辞泉)
・請け負う(うけおう)
意味:日限・報酬を取り決めた上で仕事を引き受ける。責任を持って引き受ける。
(出典:デジタル大辞泉)