反抗期
「反抗期の娘」などのように使う「反抗期」という言葉。
「反抗期」は、音読みで「はんこうき」と読みます。
「反抗期」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「反抗期」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
反抗期の意味
「反抗期」には次の意味があります。
・精神発達の過程で、著しく反抗的態度を示す時期。ふつう、自我意識の強まる3~4歳の時期および青年前期の2期があり、前者を第一反抗期、後者を第二反抗期という。(出典:デジタル大辞泉)
「反抗期」という言葉をわかりやすく言うと、「他人からの指示に対して拒否、抵抗、反抗的な行動をとることの多い期間のこと」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・全ての若者がそうであるように、ボクにも反抗期という時代があった。
(出典:大槻ケンヂ『ボクはこんなことを考えている』)
・自分の髪でありながら、まるで反抗期の中学生のような扱いづらさだ。
(出典:自分の髪でありながら、まるで反抗期の中学生のような扱いづらさだ。)
・それは反抗期と言う言葉で片付くような生易しいものではなかった。
(出典:飴村行『粘膜人間』)
・わたしは女の子を育てたことがないけど、この子にだって反抗期はあって大変だったわよ。
(出典:新津きよみ『婚約者』)
・いずれは反抗期も過ぎるに違いないと、自分に都合よく期待していた。
(出典:東野圭吾『赤い指』)
・十代の反抗期とは異なる、子供の意地っ張りみたいなものである。
(出典:入間人間『電波女と青春男 第3巻』)
・生まれたときから反抗期で、二十数年経ってもまだ反発し続ける息子を、見 捨てずにいてくれて感謝しています。
(出典:安井健太郎『ラグナロク 第1巻 黒き獣』)
・なんだか反抗期の子供をかかえた父親のような気分だった。
(出典:伊岡瞬『いつか、虹の向こうへ』)