双極性障害
「双極性障害Ⅱ型」などのように使う「双極性障害」という言葉。
「双極性障害」は、音読みで「そうきょくせいしょうがい」と読みます。
「双極性障害」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「双極性障害」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
双極性障害の意味
「双極性障害」には次の意味があります。
・日常的にみられる気分の浮き沈み以上に、気分が高まるそう(躁)状態や落ち込んだうつ(鬱)状態が、それぞれ一定期間続く精神疾患である。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))
躁病エピソードとうつ病エピソードの期間を繰り返す症状が特徴として挙げられます。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・双極性障害患者はうつ病と誤診される可能性がある。
・双極性障害Ⅱ型はⅠ型に比べて躁病エピソードが緩やかである。
・双極性障害の症状が悪化した。
類語
・うつ病(うつびょう)
意味:気分がひどく落ち込む、何事にも興味をもてなくなる、といった精神症状のために、精神的に強い苦痛を感じたり日常の生活に支障が現れたりしている状態をいう。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))
・躁病(そうびょう)
意味:気分が異常に高揚し、開放的になったり怒りっぽくなったりする状態が続く精神疾患。(出典:デジタル大辞泉)
・そう病エピソード(そうびょうえぴそーど)
意味:そう状態が一定期間続いている病態。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))
・気分障害(きぶんしょうがい)
意味:気分障害とは,精神障害の一つであり,感情が正常に機能しなくなった状態を指し,うつ状態や躁状態が現われるのが特徴である。(出典:最新 心理学事典)
・気分循環性障害(きぶんじゅんかんせいしょうがい)
意味:双極性障害のうち、軽い鬱状態と軽い躁状態が2年以上続くものをいう。(出典:デジタル大辞泉)