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卓見とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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卓見

「卓見を述べる」などのように使う「卓見」という言葉。

「卓見」は、音読みで「たっけん」と読みます。

「卓見」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「卓見」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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卓見の意味

「卓見」には次の意味があります。

他よりすぐれた見識。すぐれた意見。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「物事の本質をとらえた、すぐれた見方や意見」という意味です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・山本が早くこの二つの物に注目したのは、やはり卓見というべきであろう。
(出典:阿川弘之『山本五十六』)

・要領が悪いとばかり思っていた弟が思いがけず卓見を述べたときの感慨に近いものだっただろう。
(出典:井田真木子『もうひとつの青春 同性愛者たち』)

・これは、その経営者の卓見であったと思う。
(出典:山口瞳『酒呑みの自己弁護』)

・やはり、教授の名に恥じない卓見を披露しようと懸命らしい。
(出典:霞流一『ロング・ドッグ・バイ』)

・私も講演会を聴きに行きましたが、なかなか卓見でしたよ。
(出典:森村誠一『棟居刑事の憤怒』)

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類語

高見(こうけん)
意味:立派な意見。すぐれた識見。(出典:精選版 日本国語大辞典)

卓説(たくせつ)
意味:すぐれた考えや意見。他を圧倒する論説。(出典:精選版 日本国語大辞典)

識見(しきけん)
意味:物事を正しく見分ける力。また、優れた意見。(出典:デジタル大辞泉)

見識(けんしき)
意味:物事を深く見通し、本質をとらえる、すぐれた判断力。ある物事に対する確かな考えや意見。(出典:デジタル大辞泉)

高説(こうせつ)
意味:すぐれた意見。立派な説。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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