卒業式
「もうすぐで卒業式」などのように使う「卒業式」という言葉。
「卒業式」は、音読みで「そつぎょうしき」と読みます。
「卒業式」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「卒業式」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
卒業式の意味
「卒業式」には次の意味があります。
・学校で、卒業生に卒業証書を授与する際に行なう儀式。(出典:精選版 日本国語大辞典)
卒業式とは、教育課程を全て修了したことを認定し、そのお祝いをする式典のことです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・卒業式でも成績順に並ぶんでね、成績の悪いのはもう出て来ないんだよ。
(出典:勝田龍夫『重臣たちの昭和史 上』)
・だから、まだ一月の半ばで早いと思いつつ、卒業式の話をしにきたのだ。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 33 ハロー グッバイ』)
・高校の卒業式の翌日よくじつに事故に遭あい、それ以前の記憶を失ってしまったのだ。
(出典:竹宮ゆゆこ『ゴールデンタイム 8 冬の旅』)
・中学の卒業式が終わる数日前、何かの折に静花が言ってきたのは覚えている。
(出典:丈月城『カンピオーネ! 3 はじまりの物語』)
・卒業試験もうやむやで終つて 二十六日が卒業式といふ事になりました。
(出典:伊藤野枝『書簡 木村荘太宛』)
類語
・ 式(しき)
意味: 一定の作法にのっとって行う、あらたまった行事。(出典:デジタル大辞泉)
・門出(かどで)
意味:新しい生活を始めること。(出典:デジタル大辞泉)
・祝典(しゅくてん)
意味:祝いのための式典。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・行事(ぎょうじ)
意味:恒例として事を執り行なうこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・卒業証書(そつぎょうしょうしょ)
意味:学校の全教科課程を修了した者に与える証書。(出典:精選版 日本国語大辞典)