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勾玉とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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勾玉

「勾玉が発見された」などのように使う「勾玉」という言葉。

「勾玉」は、訓読みで「まがたま」と読みます。

「勾玉」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「勾玉」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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勾玉の意味

「勾玉」には次の意味があります。

縄文時代〜古墳時代にかけて使われた装飾用玉類の一つ「曲玉」とも書く。湾曲した玉の一端に穴があけてあり,日本で独自に発達した。硬玉・ガラス・めのうなどでつくられた。(出典:旺文社日本史事典 三訂版)

「勾」は「曲がる」という意味を持つ漢字です。
「勾玉」は縄文時代からみられ、古墳時代に多用されていました。
日本独自の形をしていて、形や材質は時代ごとに異なっていたそうです。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・彼女にとって勾玉は唯一、変わりなく自分の側にある不変のものだった。 
(出典:池上永一『テンペスト1 若夏の巻』)

勾玉や管玉をつらねた、首かざりや手纏をして、頬には朱をさしていた。
(出典:海音寺潮五郎『平将門 上巻』)

・あのとき、先生から勾玉を見せてもらったのを覚えていますか? 
(出典:万城目学『鹿男あをによし』)

・くれと云えばやらないものでもないが、勾玉を貰ってどうするのだ?
(出典:芥川竜之介『素戔嗚尊』)

・プール自体は勾玉のような形で、長さは一〇メートルていど。
(出典:田中芳樹『薬師寺涼子の怪奇事件簿04 クレオパトラの葬送』)

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類語

南京玉なんきんだま
意味:陶製またはガラス製で、糸を通す穴のある小さい玉。(出典:精選版 日本国語大辞典)

念珠ねんじゅ
意味:  (念仏の際に、数珠(じゅず)を繰って唱えた回数を数えるところから) 数珠をいう。 (出典:精選版 日本国語大辞典)

服飾ふくしょく
意味:衣服とその飾り。(出典:大辞林 第三版)

装身具そうしんぐ
意味:装飾用に身につけるもの。(出典:デジタル大辞泉)

ビーズ
意味:手芸品,服飾,装身具などに使う飾り玉。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

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