勝負
「勝負に勝つ」などのように使う「勝負」という言葉。
「勝負」は、音読みで「しょうぶ」と読みます。
「勝負」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「勝負」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
勝負の意味
「勝負」には次の意味があります。
・勝ち負け。勝敗。またはそれを決めようとして争うこと。(出典:デジタル大辞泉)
「勝負に勝つ」で「勝敗を決める争いに勝つ」という意味になります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・しかし勝負をやっていても、心ここにあらずというありさまであった。
(出典:パール・バック/大久保康雄訳『大地(2部)』)
・理はすべてこちらにあるのだから、勝負はこっちのものだと思われた。
(出典:カザノヴァ/田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第二巻』)
・先生には勝ち勝負をやってもらって、僕は負け勝負をやりましょう。
(出典:ディケンズ/本多顕彰訳『二都物語(下)』)
・コンピュータのサイズではなく、コンピュータの数で勝負しようというわけ。
(出典:ジョン・ヴァーリイ『ブルー・シャンペン』)
・そうなると、われわれの勝負には邪魔がはいることになるでしょうな。
(出典:アレクサンドル・デュマ/江口清訳『三銃士(上)』)
類語
・対戦(たいせん)
意味:相対して戦うこと。競技などで相手となって戦うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・競争(きょうそう)
意味:互いに同じ目的に向かって勝敗・優劣をきそい合うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・試合(しあい)
意味:スポーツ・武術などの技を比べ合い勝敗を競うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・対抗(たいこう)
意味:互いに勝利を争うこと。互いに張り合うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・競合(きょうごう)
意味:せりあうこと。きそいあうこと。(出典:デジタル大辞泉)