勃起
「大きく勃起する」などのように使う「勃起」という言葉。
「勃起」は、音読みで「ぼっき」と読みます。
「勃起」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「勃起」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
勃起の意味
「勃起」には次の意味があります。
・にわかにむくむくとおこりたつこと。急に力強く起こり立つこと。また、陰茎が強直状態となること。
(出典:精選版 日本国語大辞典)
男性にとっては生理現象であり度々起こる現象となります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・勃起のメカニズムが分かってきたのは、それほど過去のことではない。
(出典:宮田親平『ハゲ、インポテンス、アルツハイマーの薬』)
・裸になった彼の体の、勃起というものを彼女は初めて目にする。
(出典:片岡義男『七月の水玉』)
・邪悪な心なくして勃起できる人間というものが、私にはわからない。
(出典:姫野カオルコ『不倫〈レンタル〉 -処女三部作3』)
・よく勃起した男性が歩けなくなったというが、女でも時たまそんなことがある。
(出典:林真理子『不機嫌な果実』)
・トサカを勃起させたまま二階へ登っていったら、Tは何と言うだろう。
(出典:池田満寿夫『尻出し天使』)
類語
・固化(こか)
意味: かたくなること。
(出典:デジタル大辞泉)
・硬直(こうちょく)
意味:かたくぴんと張っていること。こわばっていること。
(出典:デジタル大辞泉)
・膨張(ぼうちょう)
意味:ふくれあがること。
(出典:デジタル大辞泉)
・直立(ちょくりつ)
意味:まっすぐに立つこと。
(出典:デジタル大辞泉)
・そびえ立つ(えびえたつ)
意味:高さのある山や建築物などが、ひときわ高く、立っているさま。
(出典:Weblio 辞書)