助言
「友人として助言する」などのように使う「助言」という言葉。
「助言」は、音読みで「じょげん」と読みます。
「助言」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「助言」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
助言の意味
「助言」には次の意味があります。
・助けになるような意見や言葉を、そばから言ってやること。また、その言葉。助語。じょごん。(出典:デジタル大辞泉)
「助言」の「助」はたすけることを意味し、「言」は言うことや言葉を意味するため、「助言」は相手を助けるための言葉や、それを言うことを指します。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・三十分もしないうちに王や将軍やその助言者たちは海岸に運ばれていた。
(出典:エディングス『ベルガリアード物語4 魔術師の城塞』)
・夫である皇帝を完全に支配し、誤った助言をしたためこうなったのだと。
(出典:山下丈『ブルー・ブラッド ―ヨーロッパ王家の現代』)
・人の言うことをすべて利用していたが、助言を求めようとはしなかった。
(出典:ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』)
・夫人はゲーテにとっては姉妹であり恋人であり助言者であり友人であった。
(出典:ゲーテ/高橋義孝訳『若きウェルテルの悩み』)
・脇村は、貴重な助言を与えてくれた先輩に感謝の気持でいっぱいになった。
(出典:赤瀬川隼『捕手はまだか』)
類語
・勧め(すすめ)
意味:すすめること。勧奨。(出典:デジタル大辞泉)
・勧告(かんこく)
意味:る行動をとるように説きすすめること。(出典:デジタル大辞泉)
・アドバイス(あどばいす)
意味:忠告や助言をすること。また、その言葉。(出典:デジタル大辞泉)
・提案(ていあん)
意味:議案や意見を提出すること。また、その議案や意見。(出典:デジタル大辞泉)
・忠告(ちゅうこく)
意味:まごころをこめて相手の欠点や過ちを、戒めさとすこと。(出典:デジタル大辞泉)