副業
「副業の自由」などのように使う「副業」という言葉。
「副業」は、音読みで「ふくぎょう」と読みます。
「副業」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「副業」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
副業の意味
「副業」には次の意味があります。
・本業のかたわらにする仕事。（出典：精選版 日本国語大辞典）
「副業」をわかりやすく言うと「本業とは別の時間に行う別の仕事」という意味になります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・もちろん教師の副業は禁じられているから、あくまで趣味の研究だった。
（出典：山本弘『神は沈黙せず』）
・目籠めかごや農具の竹製品をつくっているくらいでは副業は知れたものだ。
（出典：水上勉『雁の寺・越前竹人形』）
・ルイはモデルで、副業としてホステスをやっていると車中で聞いていた。
（出典：平安寿子『素晴らしい一日』）
・非常に手馴れた動きだが、その講師にとって講師という職は副業に過ぎない。
（出典：榊一郎『神曲奏界ポリフォニカ-第1話』）
・うちの会社では副業は禁じられていたので、それだけでも処分の根拠となりうる。
（出典：東野圭吾『殺人の門』）
類語
・内職
意味：本職とは別に、収入を得るためにする仕事。（出典：デジタル大辞泉）
・兼業
意味：本業のほかに、べつの事業を兼ね行なうこと。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・サイドビジネス
意味：副業（出典：デジタル大辞泉）
・腰掛仕事
意味：長く続けるつもりもなく、一時の間に合わせにしている仕事。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・アルバイト
意味：労働。作業。仕事。（出典：精選版 日本国語大辞典）
