前言撤回
「前言撤回して言い直す」などのように使う「前言撤回」という言葉。
「前言撤回」は、音読みで「ぜんげんてっかい」と読みます。
「前言撤回」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「前言撤回」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
前言撤回の意味
「前言撤回」には次の意味があります。
・前に言った言葉を取り消すこと。(出典:デジタル大辞泉)
すでに口にしたり書いたりした意見をすぐに取り消すことを意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・前言撤回だ、羽川は十分数のうちだった。
(出典:西尾維新『物語シリーズ 3 傷物語』)
・前言撤回、やっぱりこいつの考えることが一番解らない。
(出典:小林めぐみ『ねこのめ 第2巻 羅針盤の夢』)
・ていうか前言撤回、女の子だって無理はあります。
(出典:入間人間『電波女と青春男 第1巻』)
・「前言撤回だな」 と彼は低くつぶやいた。
(出典:菊地秀行『妖戦地帯2 淫囚篇』)
・ここに前言撤回を宣言し、改めてお詫びします。
(出典:菊地秀行『トレジャー・ハンター16 エイリアン蒼血魔城』)
・鼻血を手の甲で拭い、左手をベルトに伸ばしながら、「前言撤回」と彼女は言う。
(出典:片山憲太郎『紅 第4巻 ~醜悪祭~ (下)+公式ファンブック 書き下ろし小説 「祭の後」』)
・きぬ 「得意フィールドに引きずり込んで 勝負して打ち負かし、心を陵辱してやるぜ」 前言撤回で。
(出典:きゃんでぃそふと『つよきすACT E』)