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出だしとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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出だし

「物語の出だしから重い展開だ」などのように使う「出だし」という言葉。

「出だし」は、訓読みで「でだし」と読みます。

「出だし」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「出だし」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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出だしの意味

「出だし」には次の意味があります。

・物事の始まったばかりのところ。すべり出し。また、出始め。(出典:デジタル大辞泉)

「出だし」を「出出し」と表記する場合もあります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・なんとか話としてまとめたいのだが、この出だしがあまりに調子よすぎる。
(出典:星新一『できそこない博物館』)

・二、三日も考えていればもっと面白そうな出だしを必ず思い付くはずだ。
(出典:高橋克彦『幻少女』)

・おれがいままでにやってきたなにもかも、出だしからまちがっていた。
(出典:ディック/朝倉久志訳『アンドロイドは電気羊の夢をみるか』)

・いきなり大変な出だしになってしまったが、とにかく体じゅうがかゆい。
(出典:北川悦吏子『おんぶにだっこ』)

・同じ時期ではヴァイオリン・ソナタ第一〇番の出だしのところなど。
(出典:柴田南雄『クラシック名曲案内ベスト151』)

類語

・滑り出し(すべりだし)
意味:物事の始め。活動の始まり。出だし。(出典:デジタル大辞泉)

・振り出し(ふりだし)
意味:物事の始め。出発点。(出典:デジタル大辞泉)

・当初(とうしょ)
意味:そのことのはじめ。最初。また、その時期。(出典:デジタル大辞泉)

・初っ端(しょっぱな)
意味:物事のはじめ。最初。(出典:デジタル大辞泉)

・皮切り(かわきり)

意味:物事のしはじめ。手始め。(出典:デジタル大辞泉)

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