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内実とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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内実

「その内実は、呆れかえっている」などのように使う「内実」という言葉。

「内実」は、音読みで「ないじつ」と読みます。

「内実」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「内実」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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内実の意味

「内実」には次の意味があります。

内部の実情。内部の実質。うちまく。また、副詞的に用いて、その実、実のところ、実際の意を表わす。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「内実」を簡単に言うと「内部の事情」です。
副詞的に用いる場合は「内実困っている」のように「本当のところ」という意味で使われます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・その内実は、私の日本人であるということをほぼ知っておったようです。
(出典:河口慧海『チベット旅行記(下)』)

内実においてそれ相当の特性があって他の職業と区別されているのかも知れない。
(出典:夏目漱石『創作家の態度』)

内実は、仕事が激減しているので、それを知られぬための体面上である。
(出典:栗本薫『真夜中の天使2』)

内実は火の車とまではいわないけど、そうとうお苦しみというところさ。
(出典:横溝正史『金田一耕助全集 [金田一耕助ファイル20] 横溝正史 「病院坂の首縊りの家 下」』)

・ドラマの内実を支えていたのは、あるいは光なのかもしれない。
(出典:山際淳司『スローカーブを、もう一球』)

類語

内幕(ないまく)
意味:外からはわからない、また、外部にはあらわさない内部の事情。(出典:精選版 日本国語大辞典)

内情(ないじょう)
意味:内部の事情。(出典:精選版 日本国語大辞典)

内内(うちうち)
意味:表立てないこと。(出典:デジタル大辞泉)

内輪(うちわ)
意味:外部には知らせない内部の事情。(出典:デジタル大辞泉)

・真相(しんそう)
意味:事件などの、本当の事情・内容。(出典:デジタル大辞泉)

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