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六道とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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六道

「六道」などのように使う「六道」という言葉。

「六道」は、音読みで「ろくどう」と読みます。

「六道」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「六道」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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六道の意味

「六道」には次の意味があります。

仏語。すべての衆生が生前の業因によって生死を繰り返す六つの迷いの世界。(出典:精選版 日本国語大辞典)

地獄道、餓鬼道、畜生道、阿修羅道、人間道、修羅道を指して「六道」といいます。
人間が何度も生まれ変わることを「六道輪廻」といい、この輪廻から抜け出すことを「解脱」といいます。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・以前その変化のバラエティーを六道あるいは十界という階梯で示した。
(出典:玄侑宗久『禅的生活』)

・これは九品の極楽浄土を望み、六道の衆生を救おうとしてのことであった。
(出典:宮元啓一『日本奇僧伝』)

・生を完うした者は必ず六道のいずれかに再び生を受ける。
(出典:京極夏彦『姑獲鳥の夏』)

・三魂は死して六道に輪廻するが七魄はこの世に残り、骨を護ると伝えられる。
(出典:京極夏彦『狂骨の夢』)

・経巻は六道を行く亡者のために六部お書かせになったのである。
(出典:与謝野晶子『源氏物語』)

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類語

幽明(ゆうめい)
意味:死後の世界と、現在の世界。冥土(めいど)と現世。(出典:デジタル大辞泉)

三界(さんかい)
意味:いっさいの衆生の生死輪廻(しょうじりんね)する三種の迷いの世界。精選版 日本国語大辞典(出典:)

生生世世(しょうじょうせぜ)
意味:生まれかわり死にかわりして経る多くの世。(出典:精選版 日本国語大辞典)

六道絵(ろくどうえ)
意味:六道の様相を描いた浄土教絵画。(出典:精選版 日本国語大辞典)

六道の辻(ろくどうのつじ)
意味:六道へ通じる道の分かれる所。六道のちまた。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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