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八百万とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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八百万

「八百万の神々」などのように使う「八百万」という言葉。

「八百万」は、熟字訓で「やおよろず」と読みます。

「八百万」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「八百万」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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八百万の意味

「八百万」には次の意味があります。

数の限りなく多いこと。多数。無数。(出典:デジタル大辞泉)

「八百万の神々」で「非常に多くの神々」という意味になります。
「八百万」は、多いことの喩えであり、具体的に8,000,000を意味するわけではありません。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・わたしはあまたの星々を統べるやおよろずの神々のひとりだ。
(出典:大槻ケンヂ『グミ・チョコレート・パイン パイン編』)

・江戸の八百八町も八百万も決して具体的な数なのではなくて「数え切れないくらいたくさん」という意味だが、同様に、中国ではそれを九で表すのである。
(出典:玄侑宗久『禅的生活』)

やおよろずの神、その中には随分変った神様があって面白いですね。
(出典:湯川秀樹『この地球に生れあわせて』)

・私は瑞穂の国の八百ヨロズの神々に感謝したいくらいである。
(出典:林望『テーブルの雲』)

・一神教を奉ずる国々から来た人ならば眉をひそめるかもしれないが、八百万の国から来た私には、苦になるどころかかえって愉しい。
(出典:塩野七生『ローマ人の物語1』)

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類語

百千(ももち)
意味:数の多いこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

万(よろず)
意味:数が非常に多いこと。(出典:デジタル大辞泉)

千(せん)
意味:数の多いこと。(出典:デジタル大辞泉)

八千(やち)
意味:きわめて多い数。(出典:精選版 日本国語大辞典)

八万(やよろず)
意味:数のたいへん多いこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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