先導
「白バイに先導される」などのように使う「先導」という言葉。
「先導」は、音読みで「せんどう」と読みます。
「先導」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「先導」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
先導の意味
「先導」には次の意味があります。
・先に立って導くこと。(出典:デジタル大辞泉)
「先導」という言葉をわかりやすく言うと、「リードする」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・ライトがボーイ長に先導される二人を捉えて、ゆっくりと移動して行く。
(出典:赤川次郎『マリオネットの罠』)
・朝から着飾った若い日本娘が三人、ウェイターに先導されて入って来た。
(出典:森瑤子『非常識の美学』)
・わたしたちを先導していた六匹とは、明らかに様子が異なっていた。
(出典:貴志祐介『新世界より』)
・ゆきたち母子は婢一人をつれて、その主人の先導で山奥へと移ってゆく。
(出典:ゆきたち母子は婢一人をつれて、その主人の先導で山奥へと移ってゆく。)
・それは「またしても国家によって改革が先導されたか」という感慨なのだ。
(出典:渡部昇一『新常識主義のすすめ』)
類語
・誘導(ゆうどう)
意味:さそいみちびくこと。人やものをある地点・状態にみちびいてゆくこと。(出典:デジタル大辞泉)
・案内(あんない)
意味:道や場所を知らない人をそこに導くこと。また、ある地域を見せて歩くこと。(出典:デジタル大辞泉)
・先駆(せんく)
意味:他に先がけて物事をすること。また、その人。さきがけ。(出典:デジタル大辞泉)
・主導(しゅどう)
意味:中心となって他を導くこと。(出典:デジタル大辞泉)
・音頭取り(おんどとり)
意味:多人数の先に立って物事をすること。また、その人。(出典:デジタル大辞泉)