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債権者とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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債権者

「債権者に対して返済する」などのように使う「債権者」という言葉。

「債権者」は、音読みで「さいけんしゃ」と読みます。

「債権者」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「債権者」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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債権者の意味

「債権者」には次の意味があります。

・債権をもっている者。債務者という特定の人に対して、一定の行為(給付)をなすべきことを要求できる者。債主。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「債権者」の対義語は「債務者(さいむしゃ)」です。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ある日、彼は債権者たちをその車に乗せてホテルまで送ったことがある。
(出典:松本清張『空の城』)

・しかしよくこれまで銀行や債権者たちが、それを担保に取らなかったな?
(出典:南里征典『成城官能夫人』)

・いかに債権者とはいえ、認めるべき点は認めてやらなければならない。
(出典:バルザック/山口年臣訳『ウジェニー・グランデ』)

債権者が来てもきっと妻が何とか口実をつけて追っ払ってくれたのでした。
(出典:牧野富太郎『牧野富太郎自叙伝』)

・また債権者も、いつまでもおとなしく待っていてくれるとは期待出来ない。
(出典:山田風太郎『明治波濤歌(下) 山田風太郎明治小説全集 10』)

類語

・債務者(さいむしゃ)
意味:債権者に対して給付の義務をもつ者。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・債権(さいけん)
意味:財産権の一。特定人(債権者)が他の特定人(債務者)に対して、一定の行為(給付)を請求することを内容とする権利。金銭を貸した者が借り手に対して、その返還を請求する権利など。(出典:デジタル大辞泉)

・債務(さいむ)
意味:特定人(債務者)が他の特定人(債権者)に対して、一定の行為(給付)をすることを内容とする義務。金銭を借りた者が貸し手に対して、その返還をしなければならない義務など。(出典:デジタル大辞泉)

・貸出(かしだし)
意味:金銭、本などの品物、その他を貸すこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・借金(しゃっきん)
意味:金銭を借りること。また、借りた金銭。借銭。借財。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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