偉大
「偉大な英雄」などのように使う「偉大」という言葉。
「偉大」は、音読みで「いだい」と読みます。
「偉大」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「偉大」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
偉大の意味
「偉大」には次の意味があります。
・すぐれて大きいさま。りっぱであるさま。(出典:デジタル大辞泉)
「偉大」をわかりやすく言うと「とても大きな実力や能力があり、並ぶものがない」という意味になります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・一つの宗教文学として、こういう偉大な文学を持っている宗教は他にはない。
(出典:高楠順次郎『東洋文化史における仏教の地位』)
・彼らのうちのある者らが有してる精神上の偉大さを、彼は知らなかった。
(出典:ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』)
・生命と生命との接触の問題は宇宙における厳粛なる偉大なる事実である。
(出典:倉田百三『愛と認識との出発』)
・東京市は坂の上の眺望によって最もよくその偉大を示すというべきである。
(出典:永井荷風『日和下駄』)
・彼らの若い胸には偉大にして、深刻なる思想は訪ずれないのであろうか。
(出典:倉田百三『学生と生活』)
類語
・不世出(ふせいしゅつ)
意味:めったに世に現れないほどすぐれていること。(出典:デジタル大辞泉)
・学匠(がくしょう)
意味: 学問にすぐれていること。 (出典:デジタル大辞泉)
・権威(けんい)
意味:ある分野において優れたものとして信頼されていること。(出典:デジタル大辞泉)
・実力派(じつりょくは)
意味:見せかけだけでなく、実際にすぐれた能力をもっている人。(出典:デジタル大辞泉)
・スーパースター
意味:大物の俳優、歌手など。(出典:精選版 日本国語大辞典)