余暇
「余暇を楽しむ」などのように使う「余暇」という言葉。
「余暇」は、音読みで「よか」と読みます。
「余暇」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「余暇」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
余暇の意味
「余暇」には次の意味があります。
・余ったひまな時間。仕事の合間などの自由に使える時間。(出典:デジタル大辞泉)
「余暇」という言葉をわかりやすく言うと、「自由時間」。英語では「レジャー(タイム)」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・金と余暇と土地とがあったら、出来得る限りさまざまの動物を飼いたい。
(出典:豊島与志雄『同感』)
・その余暇を生産的に利用するかしないかで、人生の幸不幸が分れる。
(出典:城山三郎『逃亡者』)
・大工が彼の余暇において、彼の必要なものを自らで作ったのである。
(出典:柳宗悦『工芸の道』)
・最高級の衣食住と十分な俸禄があれば、余暇の過ごし方が重要になる。
(出典:池上永一『テンペスト2 花風の巻』)
・鹿谷の裏さびれた古刹に、余暇をみては坐禅に通ってきた廃堂があった。
(出典:五味康祐『刺客(せっかく)』)
類語
・レジャー(leisure)
意味:仕事などから解放された自由な時間。余暇。また、それを利用してする娯楽や行楽。(出典:デジタル大辞泉)
・寸暇(すんか)
意味:ほんの少しのあき時間。(出典:デジタル大辞泉)
・手透き(てすき)
意味:することがなくて暇なこと。手のあいていること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・閑散(かんさん)
意味:仕事がなくて暇なこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・閑暇(かんか)
意味:することが何もないこと。ひま。(出典:デジタル大辞泉)