体調
「体調不良で学校を休む」などのように使う「体調」という言葉。
「体調」は、音読みで「たいちょう」と読みます。
「体調」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「体調」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
体調の意味
「体調」には次の意味があります。
・自ら感じる体の調子。(出典:精選版 日本国語大辞典)
自分の体の具合の良し悪しのことをいいます。
食欲がなくなったり咳が出るような状態を「体調が悪い」や「体調不良」などと表現します。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・そういう点についての失敗を私はいつも氏の体調が悪いせいにしていた。
(出典:ポー/八木敏雄訳『ポオのSF 第1巻』)
・何も食べていないことに加え、昨日の今日で体調が元に戻るわけもない。
(出典:白瀬修『おと×まほ 第2巻』)
・ということは、それくらいまでには体調がよくなってきたということだ。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 短編 ハレの日』)
・体調が良くなかったのは、前の日からずっと水を絶っていたせいである。
(出典:綾辻行人『十角館の殺人』)
・何も訴えず、表情も変わらなかったので、体調の悪さに気づかなかった。
(出典:篠田節子『ハルモニア』)
類語
・具合(ぐあい)
意味: 健康の状態。(出典:デジタル大辞泉)
・調子(ちょうし)
意味:身体・考え・気分などのぐあい、状態。気持。きげん。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・容体(ようだい)
意味:からだの状態。特に、健康状態。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・塩梅(あんばい)
意味:身体のぐあい・ようす。(出典:デジタル大辞泉)
・病状(びょうじょう)
意味:病気の状態。病気の具合・有様。病気の経過。病況。(出典:精選版 日本国語大辞典)