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伝言とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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伝言

「伝言を残す」などのように使う「伝言」という言葉。

「伝言」は、音読みで「でんごん」と読みます。

「伝言」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「伝言」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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伝言の意味

「伝言」には次の意味があります。

人に頼んで、相手に用件を伝えること。また、その言葉。ことづて。ことづけ。(出典:デジタル大辞泉)

要件を自分で直接伝えるのではなく、誰かに頼んで伝えてもらうことを意味します。
その伝える言葉自体を「伝言」ということもあります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・にせの伝言を伝えるのに使った女は待合茶屋の女主人だったに違いない。
(出典:フーリック/大室幹雄訳『中国鉄釘殺人事件』)

・あるいは、電話があったら伝言するようにといっておくべきではないか。
(出典:渡辺淳一『ひとひらの雪(下)』)

・父にも母にももはや相談することはなく、伝言ひとつさえ残さなかった。
(出典:デフォー/佐山栄太郎訳『ロビンソン・クルーソー』)

・前にアヤちゃんの兄だと言うて、私に伝言して行った男に相違なかった。
(出典:車谷長吉『赤目四十八瀧心中未遂』)

・もし都合が悪ければ私の自宅に電話をしてほしい、という伝言を残した。
(出典:後藤正治『リターンマッチ』)

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類語

言伝え(いいつたえ)
意味:ことづて。伝言。(出典:デジタル大辞泉)

噂(うわさ)
意味:世間で言いふらす話。風説。風聞。世評。(出典:精選版 日本国語大辞典)

口伝(くでん)
意味:言葉で伝えること。口づたえに伝授すること。特に、師が弟子に奥義などの秘密を口づたえに授けること。秘伝を直接伝授すること。口訣(くけつ)。口授。くちづたえ。(出典:精選版 日本国語大辞典)

嘱する(しょくする)
意味:伝言する。ことづける。(出典:デジタル大辞泉)

流布(るふ)
意味:広く伝わること。世に広まること、または広めること。世間に広く行なわれること。また、世間に知れわたること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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