会食
「友人と会食する」などのように使う「会食」という言葉。
「会食」は、音読みで「かいしょく」と読みます。
「会食」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「会食」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
会食の意味
「会食」には次の意味があります。
・人が集まって一緒に食事をすること。(出典:デジタル大辞泉)
「会食」とは「何人かの人が集まり、親睦を深めたりするために食事をすること」を意味します。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・今夜予定されていた、重要な取引先との会食を延期しようと決めたのだ。
(出典:吉村達也『ケータイ』)
・いつか本当に松山の友人が上京して来たとき、このホテルで会食をした。
(出典:阿刀田高『空想列車(下)』)
・この愚かな会食者たちを招くからといって、どこがいけないのでしょう?
(出典:モーリアック/遠藤周作訳『愛の砂漠』)
・それにしてもやはり、会食の席に出るのは不作法な気がしていたのである。
(出典:ドストエフスキー/北垣信行訳『カラマーゾフの兄弟』)
・これから何が始まるのだろうかと思ったお延は、黙って会食の時間を待った。
(出典:夏目漱石『明暗』)
類語
・懇親会(こんしんかい)
意味:参加した人々が互いに知り合い親しみを深めるための会。(出典:デジタル大辞泉)
・親睦会(しんぼくかい)
意味:親しみを増すように仲間の者が集まって催す会。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・茶話会(さわかい)
意味:茶菓だけで気軽に話し合う集まり。ちゃわかい。(出典:デジタル大辞泉)
・酒席(しゅせき)
意味:酒宴の席。さかもりの場所。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・宴会(えんかい)
意味:酒食を共にし、歌や踊りを楽しむ集まり。えん。うたげ。(出典:デジタル大辞泉)