休養
「しばらくの間休養する」などのように使う「休養」という言葉。
「休養」は、音読みで「きゅうよう」と読みます。
「休養」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「休養」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
休養の意味
「休養」には次の意味があります。
・精神的もしくは肉体的もしくはその両方の疲労から回復するために,労働などを休止すること.(出典:栄養・生化学辞典)
「休養」とは、主に心身の疲労を回復させるために休むことを言います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・私も秋になってからもし事情が許したら少し休養して来るつもりだから。
(出典:宮本百合子『獄中への手紙』)
・もし生れたなら、出来るだけ早くこの世を去って休養につくことである。
(出典:江戸川乱歩/紀田順一郎編『江戸川乱歩随筆選』)
・けど、残念ながら、ここでの何日かは休養になったとは言いかねるわね。
(出典:クーパー『(闇の戦い3)灰色の王』)
・ほどほどの運動とそれを上まわる休養とが必要なのにちがいなかった。
(出典:北杜夫『楡家の人びと (下)』)
・もう元気なんだけれど、あと二週間だけは休養と計画にあてるつもりよ。
(出典:ブラウン『天の光はすべて星』)
類語
・休憩(きゅうけい)
意味:仕事や運動などを一時やめて、休むこと。(出典:デジタル大辞泉)
・休息(きゅうそく)
意味:仕事などをやめて心身を休めること。くつろぐこと。(出典:デジタル大辞泉)
・安息(あんそく)
意味:何の煩いもなく、くつろいで休むこと。(出典:デジタル大辞泉)
・骨休め(ほねやすめ)
意味:からだを休めて疲れをいやすこと。(出典:デジタル大辞泉)
・リラックス
意味:くつろぐこと。ゆったりした気分になること。(出典:デジタル大辞泉)