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他流試合とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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他流試合

「他流試合を申し込む」などのように使う「他流試合」という言葉。

「他流試合」は、音読みで「たりゅうじあい」と読みます。

「他流試合」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「他流試合」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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他流試合の意味

「他流試合」には次の意味があります。

武術などで、他の流派の人とする試合。(出典:デジタル大辞泉)

言い換えると、自分の属する流派とは違う流派とする試合のことです。
自身の流儀が世間にどれほど通じるものか、他の流派と戦ってみて試す意味がある一方、流儀が違うとルールなども異なるため、とても危険な行為でもあります。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・こんなことを考えた連中が、プロレスの道場へ他流試合を申し込む可能性は十分にあるのだ。
(出典:村松友視『七人のトーゴー』)

・そのため、極めて危険な試合になることが、他流試合の場合は少なくない。
(出典:夢枕獏『東天の獅子 第二巻 天の巻・嘉納流柔術』)

・彼は武芸者が他流試合を求める場合の作法や挨拶を考え浮かべていたのである。
(出典:吉川英治『剣難女難』)

・又右衛門は、これまで、ただの一度も、他流試合をしていなかった。
(出典:柴田錬三郎『赤い影法師』)

・未熟な腕前で他流試合を望みなど致すから、かような目にも会うのだ!
(出典:吉川英治『剣難女難』)

・防具をつけた撃剣が普及すると共に、過去には危険視されていた他流試合もさかんになった。
(出典:古川薫『桂小五郎(上)』)

・今宵はコーチを受けた後の初めての他流試合である。
(出典:森村誠一『夢の原色』)

・さすがに、相手は他流試合を申し込んだだけの実力と闘志があった。
(出典:三浦綾子『続泥流地帯 草のうた』)

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