人材
「人材育成」などのように使う「人材」という言葉。
「人材」は、音読みで「じんざい」と読みます。
「人材」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「人材」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
人材の意味
「人材」には次の意味があります。
・才能があり、役に立つ人。(出典:デジタル大辞泉)
わかりやすく言うと、優秀な働き手のことを指します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・本社に人材がいないというのは、育ててこなかったツケが回ってきたからだ。
(出典:佐藤正明『ホンダ神話 教祖のなき後で(下)』)
・おそらく優秀な人材を多く発掘できる機関を作ることができたであろう。
(出典:酒見賢一『後宮小説』)
・少なくとも彼は日本商社の一現地スタッフで終わるような人材ではない。
(出典:楡周平『マリア・プロジェクト』)
・彼らは、祖父を説得し得る人材として父を祭り上げていたのに過ぎない。
(出典:福井晴敏『機動戦士ガンダムUC(全10巻) 機動戦士ガンダムUC 2 ユニコーンの日(下)』)
・彼にとっても、都が完成するまではどうしても必要な人材なのである。
(出典:井上祐美子『五王戦国志3 埋伏篇』)
類語
・従業員(じゅうぎょういん)
意味:雇われて、ある決められた仕事をしている人。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・労働者(ろうどうしゃ)
意味:自己の労働力を提供し、その対価としての賃金や給料によって生活する者。(出典:デジタル大辞泉)
・ワーカー
意味:(worker) 働く人。労働者。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・担当者(たんとうしゃ)
意味:ある仕事を受け持って行なう人。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・スタッフ
意味:(staff)複数の人が一緒に仕事をする場合の、担当者。(出典:デジタル大辞泉)