交戦
「交戦状態」などのように使う「交戦」という言葉。
「交戦」は、音読みで「こうせん」と読みます。
「交戦」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「交戦」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
交戦の意味
「交戦」には次の意味があります。
・戦いをまじえること。互いに戦うこと。(出典:デジタル大辞泉)
「交戦」とは、互いに武力を使った戦闘行為のことを言います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・時間管理とは人型戦車の敵との交戦時間を分刻みで管理する重責だった。
(出典:榊涼介『ガンパレード・マーチ 15-山口防衛戦4』)
・若い率軍候補生は、この赤いところが現在交戦中の宙域であるといった。
(出典:眉村卓『不定期エスパー5』)
・その地に急行すると、今や交戦中で、町の住民は全滅しようとしていた。
(出典:バットゥータ/前嶋信次訳『三大陸周遊記』)
・戦場はあまりにも広大であり、交戦単位の数もあまりにも多かった。
(出典:E・E・スミス/小西宏訳『(レンズマン・シリーズ3) 第二段階レンズマン』)
・場合によっては、キンバレー部隊のモビルスーツ部隊との交戦もあろう。
(出典:富野由悠季『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(中)』)
類語
・対戦(たいせん)
意味:相対して戦うこと。競技などで相手となって戦うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・決戦(けっせん)
意味:最終的な勝敗を決するために戦うこと。また、その戦い。(出典:デジタル大辞泉)
・応戦(おうせん)
意味:敵の攻撃に対して戦うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・抗戦(こうせん)
意味:抵抗して戦うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・一戦(いっせん)
意味:一度たたかうこと。また、そのたたかい。(出典:デジタル大辞泉)