交代
「見張りを交代する」などのように使う「交代」という言葉。
「交代」は、音読みで「こうたい」と読みます。
「交代」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「交代」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
交代の意味
「交代」には次の意味があります。
・役割や位置などを互いに入れかえること。また、互いに入れかわること。(出典:デジタル大辞泉)
役割を変えることを意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・代わりに教えてやると言われて簡単に交代してもらうわけにもいかない。
(出典:榊一郎『神曲奏界ポリフォニカ-第2話』)
・その交代の者ふたりが、現場まで行って陣まで戻ってきているのである。
(出典:夢枕獏『東天の獅子 第二巻 天の巻・嘉納流柔術』)
・あれと同じようなふうにして、もうひとりの交代人格があらわれました。
(出典:多島斗志之『症例A』)
・三姉と三姉の夫が交代で手伝ってくれているだけの小さなバーである。
(出典:姫野カオルコ『ツ、イ、ラ、ク』)
・自分はこの、女の激しい感情の交代にどう対応していったらいいのか?
(出典:森村誠一『新幹線殺人事件』)
類語
・更迭(こうてつ)
意味:ある地位・役目にある人を他の人と代えること。(出典:デジタル大辞泉)
・代替(だいたい)
意味:それに見合う他のもので代えること。かわり。(出典:デジタル大辞泉)
・入れ替え(いれかえ)
意味:互い違いに入りまじること。(出典:デジタル大辞泉)
・入れ代わり(いれかわり)
意味:入れかわること。交代。いりかわり。(出典:デジタル大辞泉)
・チェンジ(change)
意味:入れ替わること。交替すること。(出典:デジタル大辞泉)