予知夢
「予知夢を見る」などのように使う「予知夢」という言葉。
「予知夢」は、音読みで「よちむ」と読みます。
「予知夢」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「予知夢」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
予知夢の意味
「予知夢」には次の意味があります。
・将来のことを予測するような夢。また、夢の中での出来事が現実に起こる現象のこと。(出典:デジタル大辞泉)
予知夢は、未来に関する夢のことをであり、正夢(まさゆめ)だけでなく、逆夢(さかゆめ)や霊夢(れいむ)なども予知夢の一種です。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・あれが予知夢である以上、必ず現実に遭遇する運命にあるとわかっていたから。
(出典:和田はつ子『薬師』)
・「予知夢だったんだ」と一週間前に電話した友人。
(出典:姫野カオルコ『禁欲のススメ』)
・あの女の子が見たものが、予知夢でなく現実だという前提から導いただけだ。
(出典:東野圭吾『予知夢』)
・今までの傾向からして、真太郎君の予知夢は真太郎君自身に関係する事が多い。
(出典:沖田雅『先輩とぼく 1』)
・「予知夢というのは確率の結果ともいえるんだ」部屋に向かう途中で湯川がいった。
(出典:東野圭吾『予知夢』)
・とにかく予知夢に関するエピソードは、昔からうんざりするほどある。
(出典:東野圭吾『予知夢』)
・あれは予知夢のようなもので、自分はいつか、この自分そっくりになった次男に殺されるということを暗示していたのではないか。
(出典:今邑彩『双頭の蛇(「蛇神」シリーズ第3巻)』)
・久遠が眠ってる間に見てる予知夢みたいな形でキャラクターの過去話を描く構成ならいけるかな、と。
(出典:大野木寛『ラーゼフォン夢みる卵』)