予想外
「予想外の結果」などのように使う「予想外」という言葉。
「予想外」は、音読みで「よそうがい」と読みます。
「予想外」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「予想外」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
予想外の意味
「予想外」には次の意味があります。
・予想と違った成り行きとなること。(出典:デジタル大辞泉)
「予想外」をわかりやすく言うと「あらかじめ思っていたことと違うこと」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・そして刑事たちにも被害者たちにも予想外の結果がもたらされたのである。
(出典:アイルズ/宮西豊逸訳『殺意』)
・その予感からいえば、米本が殺されたのは予想外の理由によってだった。
(出典:打海文三『時には懺悔を』)
・ところがそいつにとりかかってみて、予想外に簡単なことがわかった。
(出典:E・R・バローズ『創元版/ペルシダー・シリーズ(全7巻) 2 翼竜の世界ペルシダー』)
・予想外の事態が起きたのだから、原則通り、中止するしかないのだろうか。
(出典:貴志祐介『青の炎』)
・あの町が三十日ものあいだ耐え続けるとは、まったく予想外だった。
(出典:小川一水『風の邦、星の渚 レーズスフェント興亡記』)
類語
・型破り(かたやぶり)
意味:一般的、常識的な型や方法にはまらないこと。(出典:デジタル大辞泉)
・突拍子(とっぴょうし)
意味:調子はずれなこと。度はずれなこと。(出典:デジタル大辞泉)
・意表(いひょう)
意味:全く考えていなかったこと。(出典:デジタル大辞泉)
・唐突(とうとつ)
意味:だしぬけであること。また、そのさま。突然。(出典:デジタル大辞泉)
・異様(いよう)
意味:ようすが普通でないさま。変わっているさま。(出典:デジタル大辞泉)