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一騎当千とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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一騎当千

太平記などの日本の古典に登場する「一騎当千」という言葉。

「いっきとうせん」と読みます。

日本の戦国時代や三国志の小説でも見かけますが、一体どんな意味があるのでしょうか?

この記事では「一騎当千」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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一騎当千の意味

「一騎当千」には次の意味があります。

一騎で千人の敵を相手にできるほど強いこと。一人当千。(出典:大辞林)

「一騎当千」をわかりやすく言うと「人並外れた才能や能力を持っている、勇敢な人」というような意味になります。
優れたスキルや能力を持っている人に対して、使用できる言葉です。

具体的な使い方や例文は下記の通りです。

使い方・例文

・どれも、この軍団にその人ありと謳うたわれた、一騎当千の男たちがだ。
(出典:秋山瑞人『E.G.コンバット』)

一騎当千という言葉は我輩のためにある、ということを臆面もなく胸に抱いだいていたことも確かにあった。
(出典:支倉凍砂『狼と香辛料ⅩⅢ Side ColorsⅢ』)

・それが過ちだったにせよ、邸内には二十人以上の仲間がいるし、どれもが一騎当千の強者ときている。
(出典:菊地秀行『妖戦地帯2 淫囚篇』)

・国王軍の強さもさることながら、一騎当千の戦いぶりを見せる国王と、この謎の敵に対する恐れもあったのである。
(出典:茅田砂胡『デルフィニア戦記 第03巻 「白亜宮の陰影」』)

・天満坊の冷静な目で眺めて、この戦鬼党は、決して、一騎当千ではなかった
(出典:柴田錬三郎『われら九人の戦鬼 (下)』)

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