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一言一句とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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一言一句

「一言一句を噛みしめる」などのように使う「一言一句」という言葉。

「一言一句」は、「いちごんいっく」と読みます。

「一言一句」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「一言一句」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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一言一句の意味

「一言一句」には次の意味があります。

一つ一つの言葉。(出典:デジタル大辞泉)

ことばを大切にすることを表した言葉になります。
また、「ちょっとしたことば。ほんのひとこと。」という意味も持っています。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

他人様の話はみんな説教だと思って、一言一句、胸の底におえなせえ。
(出典:浅田次郎『壬生義士伝 下』)

・このお二人の書かれた文章の一言一句は、十代の私の心に強くみ込んでいる。
(出典:柴門ふみ『四十雀の恋もステキ』)

一言一句に罪を謝して、身の置き所を知らぬやうに恐れ入つたのです。
(出典:小山内薫『反古』)

・僕の人格は僕の書いた一言一句の責任からも脱れることが出來ない。
(出典:阿部次郎『三太郎の日記 第三』)

・わたしが知る限り、今の台詞はこの一年間で一言一句違った試しがない。
(出典:奈須きのこ『Fate/stay night プロローグ』)

類語

一字一句(いちじいっく)
意味:一つの文字と一つの句。わずかな字句。(出典:精選版 日本国語大辞典)

一言半句(いちごんはんく)
意味: (「いちごん」を強調した語で、多く否定文に用いる) ちょっとしたことば。片言隻句(へんげんせっく)。一言隻句。一言一句。一言半辞。(出典:精選版 日本国語大辞典)

寸評(すんぴょう)
意味:ごく短い批評。また、それを文章に表したもの。(出典:デジタル大辞泉)

片言(へんげん)
意味:ただ一言。わずかなことば。かたこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

隻語(せきご)
意味:ちょっとしたことば。わずかなことば。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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