ワット
私たちの生活に欠かせない電気。
その大きさや量を図る単位は様々です。
この記事では「ワット」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介しながら、分かりやすく解説していきます。
ワットの意味
ワットには次の意味があります
・電力の大きさの単位。電力の大きさは電流と電圧を掛け合わせたもので、1A(アンペア)と1V(ボルト)を掛け合わせると、1W(ワット)になる。(出典:ASCII.jpデジタル用語辞典)
使い方・例文
・一般家庭で、多分五ワットの音が鳴ったら人は住んでいられないだろう。 耳をつんざく凄まじさでせいぜいが三ワットである。(出典:五味康祐『五味康祐オーディオ遍歴』)
・ 回転式のうでをまわして、書かれている文字に百ワットの光を当てた。(出典:光瀬龍『明日への追跡』)
・電燈は四十ワットのがついているが、ほとんどつけたことはない。(出典:吉田知子『無明長夜』)
・三十万ワットの強力な光も、宇宙空間ではなんの光芒も曳かなかった。 (出典:光瀬龍『墓碑銘二〇〇七年』)
・私は二ワットの小さな電球をつけて寝ていたが、その光りが妙に明る過ぎた。(出典:豊島与志雄『窓にさす影』)