リモート
「リモートワーク」などのように使う「リモート」という言葉。
英語では「remote」と表記します。
「リモート」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「リモート」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
リモートの意味
「リモート」には次の意味があります。
・多く他の語の上に付いて複合語をつくり、遠く隔たった、の意を表す。(出典:デジタル大辞泉)
「リモートワーク」は「職場から離れた場所で仕事をすること」、「リモート飲み会」は「離れた人たちがオンラインで飲み会をすること」を意味します。
このように「リモート」を付けることで「離れた場所で何かをすること」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
リモート使い方・例文
・おそらく本体は、別のところからリモートで義体を制御しているのだろう。
(出典:藤咲淳一『攻殻機動隊 虚無回廊』)
・ミエは椅子についているリモート・スイッチを押した。
(出典:星新一『声の網』)
・溶鉱炉はさいきんではきちんとリモートコントロールされとるんだ。
(出典:桜庭一樹『赤朽葉家の伝説』)
・どこかでリモートバルブの音がして、かすかなGを感じた。
(出典:野尻抱介『ロケットガール(全4巻) ロケットガール 3』)
・車は後からリモートで呼べばいいのだ。
(出典:佐島勤『魔法科高校の劣等生 10 来訪者編 <中>』)
リモート類語
・遠隔(えんかく)
意味:遠く離れていること。(出典:デジタル大辞泉)
・遠方(えんぽう)
意味: 空間的、時間的に遠く離れたところ。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・遠距離(えんきょり)
意味:距離の遠いこと。(出典:デジタル大辞泉)
・長距離(ちょうきょり)
意味:距離の長いこと。(出典:デジタル大辞泉)
・遥遥(はるばる)
意味:遠く離れているさま。(出典:デジタル大辞泉)