リザーブ
「リザーブ機能」などのように使う「リザーブ」という言葉。
英語では、「reserve」と表記します。
「リザーブ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「リザーブ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
リザーブの意味
「リザーブ」には次の意味があります。
・予約。特に、ホテルの部屋、乗り物・劇場・レストランの席などを予約すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
ホテルの予約などの意味で使うことが多いですが、「予備」や「控え」という意味で使うこともあります。
「食料のリザーブ」で「食料の予備」、「リザーブの選手」で「控えの選手」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・こういった正式のホテルの部屋をリザーブしておくわけだが、その部屋が使われないままに終ることもある。
(出典:川上宗薫『流行作家』)
・どこのホテルをリザーブしてたの?
(出典:乃南アサ『紫蘭の花嫁』)
・一等の座席指定をリザーブしていなければ、一等車でも立つほどの混雑だった。
(出典:斎藤栄『まぼろしの完全犯罪』)
・体力はもうリザーブタンクの底にすこし残っているくらい。
(出典:石田衣良『池袋ウエストゲートパーク 第3巻 骨音』)
・いい選手が入ってきたこともあり、すっかりリザーブ要員になってしまった。
(出典:片山恭一『雨の日のイルカたちは』)
類語
・予約(よやく)
意味:あらかじめ約束すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・押さえる(おさえる)
意味:自己に属するものとして確保する。(出典:デジタル大辞泉)
・借切る(かりきる)
意味:乗り物や場所などを専用できる形で、一定期間を通して借りる。(出典:デジタル大辞泉)
・取り置く(とりおく)
意味:とっておく。(出典:デジタル大辞泉)
・先口(せんくち)
意味:先になされた申し込みや約束。(出典:デジタル大辞泉)