リカバリー
「一週間の遅れをリカバリーする」などのように使う「リカバリー」という言葉。
英語では「recovery」と表記します。
「リカバリー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「リカバリー」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
リカバリーの意味
「リカバリー」には次の意味があります。
・取り戻すこと。回復・復旧すること。(出典:デジタル大辞泉)
「リカバリー」をわかりやすく言うと、「それ以前の正常な状態に戻すこと」という意味になります。
似た意味の言葉に「リストア」があります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・ギャラリーは息をひそめてパーマーのリカバリーショットを見守っていたわけである。
(出典:山際淳司『ダブルボギークラブへようこそ』)
・慌ててリカバリーを試みる。
(出典:海堂尊『チーム・バチスタの栄光(上)』)
・ドイツ留学でのつまずきをリカバリーできるかもしれない、という考えが働いていた。
(出典:神永学『コンダクター』)
・ここからでもリカバリーする方法はある。
(出典:川原礫『アクセル・ワールド 第10巻 -Elements』)
・リカバリーしきれず、アスファルトの道に滑るように自転車が転ぶ。
(出典:入間人間『電波女と青春男 第3巻』)
類語
・リストア
意味:不具合が生じたコンピューターのファイルやディスクを修復、復元すること。(出典:デジタル大辞泉)
・復元(ふくげん)
意味:もとの形態・位置に戻すこと。(出典:デジタル大辞泉)
・復旧(ふっきゅう)
意味:壊れたり、傷んだりしたものを、 もとの状態にすること。(出典:デジタル大辞泉)
・回復(かいふく)
意味:悪い状態になったものが、もと の状態に戻ること。(出典:デジタル大辞泉)
・リセット
意味:機械や装置を、作動前の初めの状態に戻すこと。(出典:デジタル大辞泉)