ユニセックス
「ユニセックスのTシャツを販売している」などのように使う「ユニセックス」という言葉。
英語では「unisex」表記します。
「ユニセックス」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ユニセックス」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ユニセックスの意味
「ユニセックス」には次の意味があります。
・男女の区別がないこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「ユニセックス」をわかりやすく言うと「男女共通」という意味になります。
特に服飾業界で使用される言葉で、男女差のないファッションスタイルやサイズを指します。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・服装はかなりユニセックス系だよね?ていうか、ううん、見た目じゃないんだよ。
(出典:竹宮ゆゆこ『ゴールデンタイム 2巻 答えはYES』)
・そのユニセックスなコンセプトは多くの少女たちを魅了。
(出典:大槻ケンヂ『グミ・チョコレート・パイン パイン編』)
・それに、ユニセックス時代で、髪形も、男女似ていることが多いから、どちらのかつらか、見当がつかないのだ。
(出典:西村京太郎『特急「白鳥」十四時間』)
・彼女は決定的な発育期を性的倒錯者、ユニセックスとして過ごすよう、運命づけられたのである。
(出典:ジョン・ヴァーリイ『ブルー・シャンペン』)
・今夜のコーディネイトは、ユニセックスな上下揃いのジャケットに、いつものガンメタリックのミンクのコート。
(出典:嬉野秋彦『メフィストの魔弾』)
類語
・モノセックス
意味:外見・生活様式などで男女の区別がつけられないこと。(出典:デジタル大辞泉)
・共通 (きょうつう)
意味:二つまたはそれ以上のものの、どれにもあること。どれにもあてはまること。(出典:デジタル大辞泉)
・中性 (ちゅうせい)
意味:対立する二つの性質のどちらにも属さない中間の性質。(出典:デジタル大辞泉)
・コモン
意味:「普通のこと」「共通のこと」「一般のこと」の意を表わす。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・グローバルスタンダード
意味:世界標準ともいい,世界的規模で通用している基準や規格をいう。(出典:百科事典マイペディア)