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ミーハーとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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ミーハー

「ミーハーな人」などのように使う「ミーハー」という言葉。

「ミーハー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「ミーハー」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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ミーハーの意味

「ミーハー」には次の意味があります。

・流行に左右されやすいこと。また、その人や、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

「ミーハー」は、昭和初期に日本で生まれた俗語で、「みいちゃんはあちゃん」の略です。
使われ出した頃は軽蔑や見下すような意味合いが込められていることが多く、現在でもこの言葉はあまり良い意味ではありません。
「流行に敏感な人」ではなく、「流行に流されやすい人」というニュアンスです。

語源については諸説ありますが、「みいちゃんはあちゃん」説(当時の女性の名前の頭文字に「み」「は」がよく使われていた)が有力です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・それを見て、意外にミーハーなところがあるらしいと正晴は思った。 
(出典:東野圭吾『白夜行』)

・「おれは自分のミーハー精神を大切にしたいのだよ」と遠藤は言う。 
(出典:安岡章太郎『良友・悪友』)

・美由紀としても、多分にミーハー的な気分で来ていたから、他人のことは言えない。
(出典:赤川次郎『ハ長調のポートレート』)

・新宿から乗って来たミーハーたちは大部分降りたとみえて、車内は急に地味になっている。
(出典:東郷隆『(定吉七番シリーズ 5) 太閤殿下の定吉セブン』)

・私は、他の奴らみたいにミーハーじゃないんですからね!! 
(出典:山田詠美『快楽の動詞』)

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類語

・ファディズム
意味:一時的な流行を熱心に追いかけること。流行かぶれ。(出典:デジタル大辞林)

・新しがり屋(あたらがりや)
意味:ことさらに流行を追い、最新のものを良しとする人。(出典:デジタル大辞林)

・調子者(ちょうしもの)
意味:調子にのって軽はずみなことを言ったりしたりする人。(出典:大辞林 第三版)

・にわか
意味:「突然に」「一時的に」といった意味をもつ「俄かに」から生まれた、主に特定の漫画やアニメなどのファンに最近なったばかりの人や、よく知りもせずファンと公言している人を意味する語。(出典:実用日本語表現辞典)

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