ミスマッチ
「採用ミスマッチ」などのように使う「ミスマッチ」という言葉。
「ミスマッチ」は、英語で「mismatch」と表記します。
「ミスマッチ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ミスマッチ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
ミスマッチの意味
「ミスマッチ」には次の意味があります。
・釣り合わないこと。また、釣り合わないものどうしを意図的に組み合わせること。(出典:デジタル大辞泉)
「ミスマッチ(mismatch)」は「不釣り合い」を意味する英単語です。
カタカナ語としても同じ意味で使われます。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・新しい夫婦は愛し合ってると言ってたけど、てんでミスマッチなのね。
(出典:片岡義男『夏と少年の短篇』)
・周囲に海もない御崎市の夏祭りへの命名としては、いかにもミスマッチだった。
(出典:高橋弥七郎『灼眼のシャナ 第6巻』)
・しかし、着ている物がいつもの白袴だったので、タオルは少々ミスマッチであった。
(出典:柴村仁『我が家のお稲荷さま第1巻』)
・そのことによって、企業や官庁が新卒者を採用する場合にも、ミスマッチを少なくすることができると考えられる。
(出典:小浜逸郎『正しい大人化計画 ―若者が「難民」化する時代に』)
・そのため実際はミスマッチが一個か二個ある臓器でも移植されることが多い。
(出典:瀬名秀明『パラサイト・イヴ』)
類語
・アンマッチ
意味:合わないこと。一致しないこと。性格などが適合しないこと。(出典:デジタル大辞泉)
・不釣合い(ふつりあい)
意味:つりあわないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・アンバランス
意味:つりあわないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・場違い(ばちがい)
意味:その場にふさわしくないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・不似合い(ふにあい)
意味:似合わないこと。ふさわしくないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)