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ポチ袋とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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ポチ袋

「ポチ袋を渡す」などのように使う「ポチ袋」という言葉。

「ポチ袋」は、訓読みで「ぽちぶくろ」と読みます。

「ポチ袋」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「ポチ袋」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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ポチ袋の意味

「ポチ袋」には次の意味があります。

・心づけ・お年玉などを入れる小さな紙袋。(出典:デジタル大辞泉)

簡単に言うと「少額の金額を渡すときに使う袋」のことです。
ポチとは小さいものを表す言葉で、ほんのわずかなお金を入れた袋を表しています。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・お父さんは娘のいでくれたビールを嬉しそうに一気に飲み干すと、カーディガンのポケットに入れておいたポチ袋を取り出して私と祐麒に差し出した。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 4 ロサ・カニーナ』)

・「わっ、おこづかい」 もーろた、もろた、おこづかいもろた、と彼はポチ袋を額に乗せてステップを踏んだ。
(出典:東郷隆『(定吉七番シリーズ 5) 太閤殿下の定吉セブン』)

・梅林夫人は朝から晩までお茶をわかし、お菓子を用意し、来る人ごとにポチ袋をそっと握らせ、エスカレーターのついた家を建てるであろう。
(出典:開高健『ずばり東京』)

・部屋に入り仲居にポチ袋を渡して早々に下らせた彼は、部屋の中を観察した。
(出典:東郷隆『(定吉七番シリーズ 5) 太閤殿下の定吉セブン』)

・「但馬錦城跡です」 やがて目的地に着いた定吉は、バス料金と整理券を料金箱に放りこみ、 「ごくろうさんでしたな」 別にポチ袋を運転手のふところにねじ込んだ。
(出典:東郷隆『(定吉七番シリーズ 5) 太閤殿下の定吉セブン』)

・「また今年一年、がんばれよ」 ポチ袋の中身は去年と同じ額だったけれど、それは事前にお母さんから予告されていたことだったので、そうガッカリもしなかった。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 23 くもりガラスの向こう側』)

・そのうえ、 「これ、少ないが旅費の足しにでもしてつかーさい」 そういって村長さんがわたしの手をつかみ小さな袋を渡してくれた。手を開くと、それはポチ袋
(出典:深沢美潮『フォーチュン・クエスト 第5巻 大魔術教団の謎(上)』)

・甥に渡すお年玉用に流行っているヒーローの絵柄のポチ袋を用意した。

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