ボルト
私たちの生活に欠かせない電気。
その大きさや量を図る単位は様々です。
この記事では「ボルト」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介しながら、分かりやすく解説していきます。
ボルトの意味
ボルトには次の意味があります
・電圧・電位・起電力の国際単位。記号は「V」。1Vは導体の2点間に1Aの電流が流れて、消費される電力が1Wのときの電圧。1クーロンの電荷をもつ物体が、この電位差で加速されると、1ジュールのエネルギーが得られる。乾電池の電圧は1.5V、日本の家庭用の交流電源の電圧は100V。◇名称は、イタリアの物理学者ボルタにちなむ。(出典:単位名がわかる辞典)
使い方・例文
・二千ボルトの殺人力を納得させることはできる。(出典:マクリーン『女王陛下のユリシーズ号』)
・その動きに耐えられないように、いくつものボルトが弾はじける音が耳についた。(出典:鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第13巻』)
・電撃は一万ボルトを越しているに違いない。(出典:菊地秀行『トレジャー・ハンター13 エイリアン魔神国 完結篇1』)
・雷は、空中に発生する高圧電気であって、だいたい一千万ボルト程度のものが多い。(出典:海野十三『超人間X号』)
・三千ボルトの稲妻に身体の中身をかき回され万歳の格好でひっくり返る。(出典:菊地秀行『トレジャー・ハンター05 エイリアン怪猫伝』)