ペナルティー
「ペナルティーを与える」などのように使う「ペナルティー」という言葉。
「ペナルティー」は、英語で「penalty」と表記します。
「ペナルティー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ペナルティー」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
ペナルティーの意味
「ペナルティー」には次の意味があります。
・反則行為に対する罰則のこと。各競技によって与えられる罰則は異なり、当事者に対しての減点・失格のほか、相手方に得点の機会を与えるなどがある。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「ペナルティー」という言葉をわかりやすく言うと、「ルールを破ったことに対して受ける罰」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・またその場合、持ち主には相応のペナルティーを与えるので覚悟のこと。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 14 涼風さつさつ』)
・格安のチケットなのだから、それくらいのペナルティーは仕方なかった。
(出典:沢木耕太郎『一瞬の夏』)
・今はもう、結婚・離婚が何かしらのペナルティーになる時代ではない。
(出典:山本文緒『結婚願望』)
・これはまたペナルティーをとらなといけません。
(出典:ローリング『ハリー・ポッターシリーズ 4 ハリー・ポッターと炎のゴブレット(上)』)
・だいたい、締め出されたからといってなにかペナルティーがあるわけでもないのだ。
(出典:桜坂洋『よくわかる現代魔法 第4巻 jini使い』)
類語
・罰則(ばっそく)
意味:一般に、規則に違反した際に適用されるルール。(出典:デジタル大辞泉)
・処罰(しょばつ)
意味:罪に相当する罰を加えること。罰すること。(出典:デジタル大辞泉)
・成敗(せいばい)
意味:処罰すること。こらしめること。特に、罪人などを打ち首にすること。(出典:デジタル大辞泉)
・制裁(せいさい)
意味:法律や規則、また慣習・伝統などの社会的規範に背いた者に対して加えられるこらしめや罰。また、そうした懲罰を加えること。(出典:デジタル大辞泉)
・厳罰(げんばつ)
意味:きびしく罰すること。また、その罰。(出典:デジタル大辞泉)