ヘルプ
「ヘルプに入る」などのように使う「ヘルプ」という言葉。
「ヘルプ」は、英語で「help」と表記します。
「ヘルプ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ヘルプ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ヘルプの意味
「ヘルプ」には次の意味があります。
・助けること。援助。補助。(出典:精選版 日本国語大辞典)
助けるだけでなく手伝うの意味でも使われます。バイト先で「ヘルプに入って」と言われたことや聞いたことがあるかと思います。このヘルプは人手が足りないため臨時で仕事に入ってほしいという意味が込められています。
またパソコンにあるヘルプはパソコンの画面上で機能や使用法を確認したり、トラブルを解決するためなどに使われています。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・そう言えば、ヘルプとしてあの席に彼女がついていたことを僕は思い出した。
(出典:楡周平『フェイク』)
・拓海のヘルプについてから、彼も積極的にいろんなことを話すようになった。
(出典:新堂冬樹『ある愛の詩』)
・小さい客でもヘルプのためにも抑えておけば後で答えが返ってくる。
(出典:姫野カオルコ『喪失記 -処女三部作2』)
・たちまち用済みとなった安娜は別の客のヘルプにつかされてがっかりした。
(出典:桐野夏生『OUT(上)』)
・むかしヘルプという薬のマークの美紳士によく似た整然たる白色の紳士なのだ。
(出典:坂口安吾『安吾の新日本地理』)
類語
・補助(ほじょ)
意味:不足しているところを補い助けること。また、その助けとなるもの。(出典:デジタル大辞泉)
・荷担(かたん)
意味:力を貸すこと。助けること。味方になること。また、その人。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・輔佐(ふさ)
意味:身分の高い人をたすけて事を処理すること。(出典:デジタル大辞泉)
・手伝う(てつだう)
意味:他人の仕事を助けて一緒に働く。手助けをする。助力する。(出典:デジタル大辞泉)
・援助(えんじょ)
意味:困った状況にある人をたすけること。たすけ。(出典: 精選版 日本国語大辞典 )