プロポーション
「抜群のプロポーション」などのように使う「プロポーション」という言葉。
英語では、「propotion」と表記します。
「プロポーション」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「プロポーション」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
プロポーションの意味
「プロポーション」には次の意味があります。
・ 調和。均衡。つりあい。(出典:デジタル大辞泉)
「プロポーション」には「比率」や「割合」といった意味もありますが、人の体格について使われる場合が多いです。
「プロポーションの良い人」で「スタイルの良い人」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・衣服の上から想像した以上に、彼女のプロポーションは見事であった。
(出典:森村誠一『精神分析殺人事件』)
・プロポーションがいいわけでもないし、服のセンスがいいわけでもない。
(出典:山本文緒『紙婚式』)
・よくよく見てから女性だとわかるプロポーションだ。
(出典:梅原克文『カムナビ(上)』)
・人間の場合は美しい羽ではなくて顔やプロポーションの良さですけれど。
(出典:竹内久美子,日高敏隆『もっとウソを! 男と女と科学の悦楽』)
・着衣の下のプロポーションを想像しなかったと言えば、嘘になるからだ。
(出典:法月綸太郎『生首に聞いてみろ』)
類語
・スタイル
意味:からだつき。姿。格好。(出典:デジタル大辞泉)
・体形(たいけい)
意味:からだのかたち。(出典:デジタル大辞泉)
・均整(きんせい)
意味:全体的につりあいがとれて整っていること。(出典:デジタル大辞泉)
・バランス
意味:釣り合い。均衡。(出典:デジタル大辞泉)
・調和(ちょうわ)
意味:全体がほどよくつりあって、矛盾や衝突などがなく、まとまっていること。(出典:デジタル大辞泉)