ブルーカラー
「ブルーカラー労働者」などのように使う「ブルーカラー」という言葉。
「ブルーカラー」は、英語で「blue-collar worker(s)」と表記します。
「ブルーカラー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ブルーカラー」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
ブルーカラーの意味
「ブルーカラー」には次の意味があります。
・生産の現場で働く労働者。(出典:デジタル大辞泉)
「ブルーカラー」は肉体労働を意味する言葉で、元々は、生産現場や建設現場に従事する労働者の制服や作業服の襟(カラー)などが青系であったことがその語源となったといわれています。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り、
使い方・例文
・本社機構と異なり、生産部門のブルーカラーは合併によって重複しない。
(出典:森村誠一『日蝕の断層』)
・米国のオートバイの主要ユーザーは若年のブルーカラー層である。
(出典:佐藤正明『ホンダ神話 教祖のなき後で(下)』)
・これと同じ論理がブルーカラーについても顔をだしているのにすぎない。
(出典:高橋伸夫『できる社員は「やり過ごす」』)
・工場で働くブルーカラーに限った話ではありません。
(出典:李御寧『「縮み」志向の日本人』)
・競馬場ではトラディショナルなファンと言える、ブルーカラーの若者。
(出典:浅田次郎『姫椿』)
・ブルーカラーとはいえ会社の中ではそれなりに責任のある地位を与えられ、サラリーも生活に不自由がない金額を得ていたにも拘わらず。
(出典:佐島勤『魔法科高校の劣等生 10 来訪者編 <中>』)
・日奈子さんのおうちは町の魚屋さんで、私と同じブルーカラーなんだなあ、とお父さんの仕事にくっついて魚市場へ来た日奈子さんに親しみを感じた事もあった。
(出典:若合春侑『無花果日誌』)
・大半の住人がブルーカラーと同じように、クリスマス休暇に入っているというわけではない。
(出典:佐藤正明『トヨタ・GM 巨人たちの握手』)