ファブリック
「ファブリック素材」などのように使う「ファブリック」という言葉。
英語では「fabric」と表記します。
「ファブリック」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ファブリック」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
ファブリックの意味
「ファブリック」には次の意味があります。
・織物。編物。布地。(出典:デジタル大辞泉)
わかりやすく言えば「糸を織ったり編んだりして作った布地」のことです。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・ソファにかかっていたファブリックで足を隠している。
(出典:有川浩『キケン』)
・シートに肌触りのよい杉綾織のファブリックが使われていた。
(出典:泡坂妻夫『湖底のまつり』)
・ベッドカバーを作るつもりで、ファブリック・コーナーで余るくらいの分量の共布を買った。
(出典:新津きよみ『婚約者』)
・いつか贅沢なファブリックやリネンをきちんと色別に揃えてみたいとも思っている。
(出典:竹宮ゆゆこ『とらドラ! 第4巻』)
・白い木綿のファブリックで統一されている大変清潔な宿だった。
(出典:井形慶子『ときどきイギリス暮らし』)
類語
・織物(おりもの)
意味:織機にかけ、縦糸と横糸とを組み合わせて平たく作った布地。(出典:デジタル大辞泉)
・編物(あみもの)
意味:毛糸・綿糸などを編み棒・編み機などで編んで衣類・装飾品などを作ること。また、作ったもの。(出典:デジタル大辞泉)
・布地(ぬのじ)
意味:衣服などに仕立てるための織物。また、その織りぐあいや品質。生地 (きじ) 。きれじ。(出典:デジタル大辞泉)
・生地(きじ)
意味:布・織物などの地質。また、染色や仕立てなどの加工をするための布・織物。(出典:デジタル大辞泉)
・布(ぬの)
意味:織物の総称。古くは、絹に対して、麻・葛 (くず) などの植物繊維で織ったものをいい、のち、木綿も含めた。(出典:デジタル大辞泉)